撮影のポイント
PRODUCTION POINTS
撮影パートナーが伝えるスチール撮影のポイント
撮影に必要な知識・ノウハウ・参考事例等、各媒体に関わる制作のポイントをご紹介します。撮影のパフォーマンスをより高めたい方は、是非ご参考ください。
商品撮影のポイント
商品の使用イメージを伝えるのか、商品のスペックを伝えるのか、目的や使う媒体によって、撮影のコンセプトや構図は変わります。また、紙媒体で使用するのか、Webで使用するのかによって、納品データの形式も異なります。撮影前にどのような目的で、どんな媒体に商品写真を使うのかを明確にすることが大切です。
企業・店舗撮影のポイント
サービス紹介のパンフレット用の写真なのか、採用情報を掲載するWebページ用の写真なのか、使用目的や媒体によって、写真の構図や演出の方向性は異なります。どんな制作物に使用する写真なのかを把握し、制作物のコンセプトに沿って撮影の準備を進めることがポイントです。
インタビュー・取材撮影のポイント
新商品のPRなのか、職人に仕事内容を語ってもらうのか……。そのインタビューの目的によって、インタビュー写真の演出は変化します。また、どんな媒体でどのようにレイアウトされるのかも把握しておかなければ、必要なシーンやレイアウトを想定することができません。 事前にインタビューの目的と媒体を把握し、インタビューアーやディレクターも含め、チームで共有することが重要です。
料理撮影のポイント
料理撮影は出来立ての状態がもっとも美味しそうに撮れるため、フードコーディネーターとの連帯が重要です。また、カタログやメニュー撮影のように、1日で何商品も撮影が必要な場合は、ライティングやセットを組み直す手間を最小限にして、効率よく撮影する必要があります。シーン、構図、光など、料理の魅力を引き出す要素はさまざまです。
ポートレイト撮影のポイント
ポートレート撮影では、何に使う写真でどんなイメージに見せたいのかをしっかりと確認することが大切です。撮影前にモデルと対話し、撮りたいイメージを共有して、撮影場所や演出を検討します。また他媒体での二次使用の可能性や、著作権や肖像権など、写真の使用条件を明確にしておくことも重要です。
360度撮影のポイント
360度/180度動画とは、専用のカメラで撮影された周囲360度、または前方180度の景色の中で、好きな場所を選択して視聴できる映像を指します。360度/180度は近年、アトラクションや店舗の疑似体験など、さまざまな目的で活用され、動画サイトやSNSなどユーザーにとって身近な媒体で広まっています。その動画で見せたいものを明確にし、主題なる要素を強調することがポイントです。
ウェビナーのポイント
ウェビナー動画では、セミナーの継続や商品の購入・契約につなげるためのストーリーづくりが大切です。そのために必要なのが、ターゲットとゴールの設定です。ターゲットとなるユーザーにどんな行動を起こしてほしいのかを具体的に考え、動画の構成を固めてから撮影を行うことが重要です。
タイムラプスのポイント
タイムラプス撮影とは、同じ場所・画角で撮影し続けた写真をつなぎ、時間の経過を表現する映像作成の技法です。アート作品が完成するまでの制作過程を撮影したり、製品を組み立てる様子を映像で伝えたりと、広告やPR動画にも幅広く活用されています。被写体や撮影場所によってシャッタースピードなどカメラの設定も変わるため、あらかじめ何を撮影してどれくらいの長さの動画にするのかを決めておくことが大切です。
ドローン撮影のポイント
ドローン撮影では、限られた時間で必要な素材を計画通りに撮影するための撮影プランが重要です。撮影した素材をどんなストーリーで編集し、何に使用するかをしっかり把握し、機材、撮影場所、適切な撮影時間、演出を固めておきます。またドローンにはさまざまな種類があるので案件に適したドローン選びが大切です。